クロステックデザイン応用Ⅱ

XtD Application:2


テーマ / Theme

リバースエンジニアリングを基礎とした拡張と修繕

授業の概要と目的 / Lecture Purpose

製品開発の現場において、身近にあるものを組み合わせ、改造し、
小さな目的をステップバイステップで発展させるプロトタイピング手法が取られるようになってきています。
本演習は、故障品の修繕や機能の拡張を通じ、「ハッキング」や「アップデート」という概念を実践的に学びます。
ブリコラージュ的な思考プロセスを、壊れたものを直すという手探りで野性的な行為から始め、
その結果発見される知見を具体的なアイデアにつなげるトレーニングを重ねることを目的とします。

授業日程 / Schedule

全30講時

該当週は、木 9:00~(2講時)・金 9:00~(3講時)・水 9:00~(5講時)で開講


講義内容 / Lecture Contents

この講義内で触れる内容(進捗に合わせ、内容を変更する可能性があります)

Session:1 組立と修繕

  1. 3Dプリンタの組み立て
  2. 3Dプリンタの分解
  3. 3Dプリンタの出力環境
  4. 3Dプリンタのテスト出力
  5. 3Dプリンタの修繕・修理

Session:2 拡張と改善

  1. 拡張ヘッドの検討
  2. 拡張ヘッドの図面化
  3. 拡張ヘッドの具体化
  4. 拡張ヘッドの組み立て
  5. 拡張ヘッドの実験と改善

Session:2.1 拡張と改善

  1. 農業の未来像・その可能性(Computerized Agriculture)
  2. 事前準備
  3. Recitation:FarmtolyLab(東峰沙希さん)
  4. 未来の畑を作ってみる!
  5. ブレスト・ハッキング

Session:3 制御と調整

  1. 制御機構の種類(coreXY)
  2. 制御機構の導入
  3. 制御機構の改善
  4. 制御ソフトの導入
  5. 制御ソフトの改善

課題 / Assignments

授業内で課された課題と、その〆切(随時更新)

  1. 組み立て・解体過程の記述
    • 共有したドキュメントにHow2AssemblyとHow2Disassemblyを記述
    • 締め切り:Session1授業内
    • 今週中にGroupAssignmentのリポジトリにプッシュする
    • Gitの共有リポジトリは随時更新する
  2. 出力した結果の記述
    • 結果をinstagramにアップロードする
    • 個人のWebページに過程を記述する(600文字以上)
    • 締め切り:5/17(金) ~24:00
  3. ゲスト講師(FabLabSendai/FLAT 大網先生)のレクチャーを受けてのレポート
    • 提出方法:アンケートフォーム
    • 締め切り:5/17(金) ~24:00