テーマ / Theme
プロトタイピングの基礎と反復的実践
授業の概要と目的 / Lecture Purpose
IoT(モノのインターネット化)という言葉が生まれて20年が経ち、現代ではあらゆる「モノ」がコネクティッドになってきています。
本演習は、インターネットに接続可能な製品の基本構造となる、機械機構・電子回路・フィジカルコンピューティングの3分野において、
ディジタルファブリケーションを活用し、設計と製造を緩やかにつなぐことで、精密で即時的で反復的なプロトタイピング手法を体験します。
各フィールドの基礎をオムニバスで体験することにより、「モノ」の全体像を把握するための基盤作りを目的とします。
- 機械機構・電子回路・IoT分野それぞれの特徴を理解できるようになる
- デジタルファブリケーション機器が利用できるようになる
授業日程 / Schedule
全30講時
- 1st Session: 10/24(木)〜10/30(水)木・金3・4・5講時 水1-4講時
- 2nd Session: 11/28(木)29(金)3・4・5講時 12/4は休講>1/23(木)に振り替え 1-4講時
- 3rd Session: 12/18(水)〜12/20(金)木・金3・4・5講時 水1-4講時 このセッションも変則
- Extra Session: 1/23(木)1-4講時
講義内容 / Lecture Contents
この講義内で触れる内容(進捗に合わせ、内容を変更する可能性があります)
Session:1 機械機構(レーザーカッティング)
- 授業イントロ
- デジタルファブリケーションとは?
- 課題説明
- データ作成
- 制作
- レビュー
- 身近なものから考える機械機構
Session:2 電子回路
- はじめての電子回路
- はんだづけを始めよう
- 課題説明
- チュートリアル「アクチュエーター」
- 制作
- レビュー
Session:3 Internet of Things(3Dプリンティング)
- 課題説明
- パラメトリックツール導入
- 3Dプリントの方法
- 後処理
- Mesh導入
- アイディエーション
- 制作
- レビュー
Extra Session 映画鑑賞(ビニールカッティング・デジタル刺繍)
- 映画鑑賞
- ディスカッション
- 課題説明
- 制作
- レビュー
課題 / Assignments
授業内で課された課題と、その〆切(随時更新・時間は全てGMT+9:00)
- 恒常的な課題:授業で取り組んだ内容を自身のウェブページに記述する
- 締め切り:1/24 24:00
- 提出方法:自身のウェブページで公開
- Session:1 スピログラフを利用したドローイングの制作
- 締め切り:10/30 授業内
- 提出方法:授業内での展示
- Session:2 アクチュエーターを利用した自動楽器の制作
- 締め切り:11/29 授業内
- 提出方法:授業内での演奏
- Session:3 パラメトリックデザインツールを利用したファンクショナル文具の制作
- 締め切り:12/20 授業内
- 提出方法:授業内でのデモンストレーション(ビデオ)
- Extra session カッティングプロッタを利用したサコッシュの作成
- 締め切り:1/23 授業内
- 提出方法:授業内でのファッションショー