テーマ / Theme
一般普及前の技術を用いた試作
授業の概要と目的 / Lecture Purpose
先進的な技術は世界中で日々開発が進み、絶え間なく発表されていますが、その全てが利活用されるわけではありません。
それは、社会に広く普及させるためには先進的という要素だけでは不十分であるためでしょう。
本演習は、技術単体では社会的なインパクトをもたらすことは考えにくいという視座から、
基礎技術や応用手法のオープン化によりもたらされる、開発者の増加や端末の安定的供給などを要因として、爆発的普及が見込まれる要素を持った分野を「社会的期待領域」と定め、
特定領域の開発に必要な環境構築や基礎技術を学ぶことを目的とします。
- 公開された技術(オープンソーステクノロジー)の活用ができるようになる
- 開発環境を個人で再現できる
授業日程 / Schedule
全30講時
- 1st Session: 4/18(木)〜4/20(土) 10講時
- 2nd Session: 5/16(木)〜5/18(土) 10講時
- 3rd Session: 6/20(木)〜6/22(土) 10講時
該当週は、木 9:00~(2講時)・金 9:00~(3講時)・土 9:00~(5講時)で開講
講義内容 / Lecture Contents
この講義内で触れる内容(進捗に合わせ、内容を変更する可能性があります)
Session:1 VR Development
- 課題説明
- フルボディスキャン
- Unity:インストールとインターフェイス
- Unity:チュートリアル
- blender:スキャンデータの修正
- Mixamo:リギング
- そのほかのスキャニング
- Unity:アセットの利用
- Unity:アバターのセットアップ
- Unity:HMDへのアップロード
- 課題制作
- まとめ
Session:2 Drone Control
- 課題説明
- Play with Drone!
- Drone Race!
- Drone with Scratch
- 開発環境構築
- プログラミング
- Drone with Python
- 開発環境構築
- プログラミング
- まとめ
Session:3 IoT Prototyping
- 課題説明
- IoTプロトタイピング
- まとめ
課題 / Assignments
授業内で課された課題と、その〆切(随時更新)
Session:1
- Unityを用いてVR空間を作成する
- フルボディスキャナーで撮影した、自身のアバターを使用すること
- VR空間は自身が今まで行ったことのない場所をモデルとして選択し作成する
- 提出方法:Webサイト(Study Progress Page)にYoutubeにアップした実況動画を貼り付け
- 締め切り:4/24(水)24:00まで
Session:2
- Droneを使った新しい遊びを開発する
- 開発した遊びのルールブックを共有ドキュメント内に完成させる
- 可能な限り詳細を記述する
- 提出方法:共有ドキュメント(Google docs)に記述
- 締め切り:5/22(水)24:00まで
- DroneTypography
- Droneを使ったフォント(アルファベット)を完成させる
- 最低でも一1人1文字は作成する
- 提出方法:撮影した文字のコードと写真または動画をWebページに記述
- 締め切り:5/22(水)24:00まで