テーマ / Theme
複合的なメディアを使ったプロトタイピング手法の実践
授業の概要と目的 / Lecture Purpose
現在、通信技術や応用サービスの発展により、
コンシューマー(消費者)とプロデューサー(生産者)の境界が曖昧になりつつあります。
本演習は、このような時代変化を受けて、近代的な消費者・生産者という2つの立場を行き来しながら、
様々なメディアを用いた、発展的なプロトタイピング手法を学びます。
プロシューマー(生産的消費者)という複合的な役割が現代社会に与えるインパクトを考察し、
プロトタイピング実践の中で行われる取捨選択の決断の経験をより多く積み重ねることを目的とします。
- 複合的なメディアを使ったプロトタイピング手法ができるようになる
- 一貫したコンセプトで材料や技術を選択していくことができるようになる
授業日程 / Schedule
全30講時
- 1st Session: 4/11(木)〜4/17(水) 10講時
- 2nd Session: 5/30(木)〜6/5(水) 10講時
- 3rd Session: 6/27(木)〜7/3(水) 10講時
該当週は、木 9:00~(2講時)・金 9:00~(3講時)・水 9:00~(5講時)で開講
講義内容 / Lecture Contents
この講義内で触れる内容(進捗に合わせ、内容を変更する可能性があります)
- 課題説明
- マーケティング調査
- ブレインストーミング&ディスカッション
- エレメンタリーワークショップ
- ダーティープロトタイピング &ピアレビュー
- コールドモックアップ
- デジタルファブリケーションツールのおさらい
- レビュー:1(コールドモックアップ)
- プロダクトデザインにおける実際のデザインプロセス
- 作業計画
- フィジカル・コンピューティング
- Arduinoを始めよう
- インプットデバイス・アウトプットデバイス
- テクニカルプロトタイピング
- 中間レビュー 5/9(木)16:30-18:00(テクニカルプロトタイプ:任意参加)
- レビュー:2(テクニカルプロトタイプ)
- ムービープロトタイピング
- ラッシュ・試写(ムービープロトタイプ)
- レビュー:3(ムービプロトタイプ)
- ワーキングプロトタイピング
- レビュー:4(ワーキングプロトタイプ)
- 販売価格設定
- PRコンテンツ作成
- *販売開始*マーケットイン!
- 総評・ディスカッション
- リフレクションワークショップ
課題 / Assignments
授業内で課された課題と、その〆切(随時更新)
- マーケットに出品したいもののアイデアを10以上考える
- 締め切り:4/12の授業開始時点
- 提出方法:アイデアごとに簡単な説明を書いた、独立Webページを作成する(各アイデアごとにWebページで進捗を記録するため)
- コールドプロトタイプを制作する(最低1つ)
- 締め切り:4/17の授業開始時点
- 提出方法:授業内でのプレゼンテーションとWebページでの進捗の記述